幅広くもろもろの事業を行い、鈑金・塗装業の支援と相互扶助に努めています。
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北支部活動報告11月
北支部勉強会
『目で見る実践調色』
知ってそうで知らない調色知識を学ぼう!“ 調色基礎 ”
UpDate:2016/11/18
・支部長 森木亮二
・平成28年9月5日㈪
・場所 大東市立市民会館 大東市曙町4番6号
参加者 57人
・講師 日本ペイント㈱ARI企画グループ リーダー 上中 浩氏
課長 大西正則氏
・協力 生興塗料㈱
・支部会進行役 喜多自動車塗装 喜多伸行氏
講師:上中リーダー
喜多氏による勉強会説明
勉強会に向けて
今般の勉強会は各事業所・塗装職の皆さん方がディスカッションを交え、実車塗色のテストピースを用いて学ぶ勉強会を準備し実施した。
組合員、賛助会員、事務局を合わせ57名の参加となり盛況な勉強会であった。
忙しい中での参加へのお礼と今後の北支部会への協力依頼を支部長に代って喜多進行役から挨拶があった。
講習内容
項目
色の基礎知識 色とは何?
メタメリズム
色の見方 正面・スカシ面
メタリック、マイカ(パール)粒形違いによる反射率
調色の豆知識
前半(抜粋)
★色の基礎知識
*
光とは
光は波の一種で、γ波から電波までいろいろな波長の波がある中、人間は可視光線と呼ばれる380~780ナノメートルの波長域でのみ光として見ることが出来る。
*
色とは
物体に当たって反射したり透過した光が目に入ると、網膜を刺激して信号化され、視神経で脳に伝えられ、色として感じる。したがって、光がなければ色を感じることはできない。
*
スペクトル
可視光線のすべての波長が目に入るため、光は白色にしか感じないが、プリズムで光を分解すると赤~紫までの帯状に並んだ色の列が見える。(虹と同じ)
*
光の「三原色」
可視光線を波長別に大別すると、短波は青・中波は緑・長波は赤の3種類に分けられる。全ての波長域を混ぜ合わせると白に見える。
*
色の3原色
物体色の3原色は、光の3原色と違って赤・黄・青で、この3色を任意の割合で混ぜ合わせると、ほとんど全ての色ができるといわれている。
*
物体色の見え方
物が光に当たると、反射したり吸収したりする。この反射や吸収の波長は物体ごとに異なるので、それぞれ固有の色として見える。
*
メタメリズム
(条件等色)
光の種類が変わると、
色が変化して見える。このことを『光源の演色性』または、メタメリズム=メタメリーという。
同じ色でも、光源が変わるとそれぞれ微妙に色が変わって見える現象は、光の波長分布が原因で起こる。
*
演色性
演色性とは、照明で物体を照らす場合に自然光との差を示す指標
☆塗装条件による色差など調色についての基礎知識をわかりやすく説明していただいた。
後半
★グループディスカッションによる調色知識の確認
★実車塗色のテストピースを用いてグループ毎に調色シュミレーションを行なう
*色相・彩度・明度
*STDに近づけるにはどの原色を足すのか?減らすのか?
*淡彩メタリック
*中彩メタリックマイカ
塗装の経験が豊富なベテランと若手がグループを構成し、テストピースを用いて意見を交わし、納得の答えを出すグループ討議と纏めを発表する形式で行なわれた。
メタメリズム等の説明を聴く参加した北支部会員
ベテラン(先輩)が指導
発表前の真剣なグループ
アンケート結果
参加組合員 48名
アンケート回収 33名
★勉強会での感想
*知らないことがあった 48.5%
*もっと勉強の必要性を感じた 39.4%
★調色の知識で参考になったのは
*メタメリズムについて 39.4%
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名 称
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電 話
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FAX
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所在地
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